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GSSG配列0.4mmピッチ差動プローブのシミュレーション
    
    1.直径0.2mmのスプリングプローブを0.4mmピッチで4本配置
    2.プローブは誘電体の中に入れて支持
      誘電体の誘電率:2.6
      誘電体の誘電損失:0.0009
    3.プローブの上下面に高周波基板を対向させて配置
      基板厚さ:0.1mm
      基板の誘電率:3.6
      基板の誘電損失:0.004
    4.基板裏面はベタGNDで表面にマイクロストリップラインを作成し中央2本の
     スプリングプローブに接続
    5.基板表面にGNDパターンを配置し、スルーホールで裏面GNDに接続

     このGNDパターンに両サイドのスプリングプローブを接続
    6.マイクロストリップライン端に解析用ポートを4箇所配置
     ミクスドモードで差動解析を行う
      STOP周波数=20[GHz]
                   インピーダンス特性
   
      スプリングプローブ部でインピーダンス低下が発生している。
      直径の細いスプリングプローブに変更する事で改善できる事が予想できる。
                    Sdd11/Sdd21特性
    
       20[GHz]まで使用可能な特性が得られている。