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   MTF-0041-02A(PWB)と他治具との接続点比較
MTF-0041-02A(PWB)  同軸ケーブル治具  SMAレセプタクル治具
 差動ケーブルの特性をVNAで測定する場合、同軸コネクタに変換する治具が必要に
 なります。
 治具自身の特性の他、差動ケーブルと治具との接続点の反射特性は可能な限り低反
 射である事が必要です。
 下記3種類の治具で差動ケーブルとの接続点のインピーダンス特性を比較します。

  1.MTF-0041-02A(PWB)
   当社製差動プリント基板にSMAレセプタクルキットを取り付けた治具
   基板パターン端に差動ケーブルをハンダ付けする。
  2.同軸ケーブル治具
   SMAコネクタ付0.085インチセミフレキシブルケーブルをカットし端末のシール
   ド部をハンダ付けし、心線を剥いた治具
   心線に差動ケーブルをハンダ付けする。
  3.SMAレセプタクル治具
   SMAレセプタクル2個をアルミブロックに対向させて固定した治具
   SMAレセプタクルの心線に差動ケーブルをハンダ付けする。

 測定状態

 差動ケーブルの端末は出来るだけ短くして治具にハンダ付けし、TDR測定を行い
 比較しました。
 下記データの通り、治具と差動ケーブルの接続点はMTF-0041-02A(PWB)が最も低
 反射な接続が可能となっています。
治具と差動ケーブルとの接続点のインピーダンス特性(Tr=35[ps])